ペリカン スーベレーン M800 についてまとめる

これまで、いろいろな時代のM800系のスーベレーンを10本以上所有してきました。これはM800を研究するために必要でした。研究の末、私が感じたことをまとめようと思います。ちなみに現在は1本だけを残してすべて売却してしまいました。残した1本はM800ブルーオーブルーです。ニブはPF刻印ありのBBに換装しています。とてもきれいで書き心地もよく、生涯、使っていこうと思っています。

  1. WebではPF刻印ニブ(現行品より古い時代のもの)は柔らかいと言われています。実際に比較してみると、確かにPF刻印ニブの方が柔らかく、しなやかです。よく見ればニブの形状も異なるので昔と今とでは設計思想が違うのでしょう。
  2. ストライプの軸は歪み、ねじれ、目立つつなぎ目など気になる個体が多かった。感覚ではおよそ半分に問題があったと思います。その辺に敏感な人は通販でストライプ軸を購入することは絶対におすすめしません。
  3. 少し器用ならM800とM1000はその辺にある簡単な工具で分解・メンテナンスすることができます。M600以下のグレードではそうは行かないようです。私は整備しながら物を使うことが好きなのでM600以下のグレードに食指が動きません。